おはようございます。
手技道の野村です。
カレンダーも6月に入り、
道端には色鮮やかな紫陽花が
咲き始める季節となりました。
梅雨入りも目前に迫り、
空気のジメジメとした湿気や、
日ごとの寒暖差に、
なんとなく体が重い、
だるいと感じている方も
多いのではないでしょうか。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
「今年もまた、あの暑くて
苦しい夏がやってくるのか……」
「毎年夏になると決まって体調を崩し、
秋まで引きずってしまう」
「疲れがとれず、朝起きるのが本当に辛い」
そんな風に、
これから来る本格的な夏に対して、
漠然とした恐怖や不安を
抱えておられる方も
いらっしゃるかもしれません。
毎年、
うだるような猛暑日のニュースを
見るたびに
「無事に乗り切れるだろうか」と
戦々恐々としてしまうお気持ち、
とてもよく分かります。
ご自身の体力が少しずつ
低下しているように感じられ、
「もう歳だから仕方ないのかな」
「私の体質だから、
夏が弱いのは治らないんだ」と、
諦めにも似た気持ちを
抱いてしまうこともあるでしょう。
でも、どうかご安心ください。
そして、決して諦めないでください。
あなたが夏に体調を崩してしまうのには、
明確な「理由」があります。
年齢のせいでも、
生まれつきの弱い体質の
せいでもありません。
その原因を知り、
体の構造に合わせた正しい
アプローチをすれば、
体は必ず応えてくれます。
まだ、手技道という選択肢が
あなたには残されています。
今回は「お腹(内臓)」以外の視点、
すなわち「呼吸」と「姿勢」、
そして「末梢の血流」という切り口から、
夏を健康に乗り切るための方法について、
手技道の理論を交えて詳しく
お話ししていきたいと思います。
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◆ 夏の不調の隠れた原因は
「呼吸の浅さ」と「吸気固定」 ◆
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夏バテやクーラー病と聞くと、
「室内外の激しい温度差による
自律神経の乱れ」が
原因だとよく言われます。
もちろんそれも事実ですが、
手技道ではもう一歩深く、
人間の「構造医学」の
観点から原因を探ります。
実は、夏の疲労の大きな原因は
「呼吸が浅くなっていること」、
そして「姿勢が崩れていること」に
あるのです。
手技道では、
次のようにお伝えしています。
現代人の特徴は、ストレスや緊張から
『吸気固定(息を吸ったまま
止めてしまうような状態)』になりやすく、
無意識のうちに前傾姿勢や
肩が上がった姿勢になり、
体中の各部に負担をかけています。
夏の暑さという過酷な環境や、
逆に冷房の効きすぎた冷たい部屋にいると、
人間は本能的に身を守ろうとして
体をギュッと縮めます。
首をすくめ、肩を上げ、
背中を丸めるような姿勢です。
この姿勢が長く続くと、
胸の筋肉(大胸筋や小胸筋など)が縮こまり、
背中にある「肩甲骨」が背中に
へばりついて動かなくなってしまいます。
これを手技道では
「肩甲骨が滑走(かっそう)していない」と
言います。
肩甲骨が動かなくなり、
胸が閉じた状態になると、
肺が十分に膨らむことができず、
呼吸が極端に浅くなります。
人間は呼吸によって、
体内の古い細胞の排泄(排毒)の
約70%を行っています。
呼吸が浅くなるということは、
全身の細胞に新鮮な酸素が
行き渡らないだけでなく、
体内に不要な疲労物質が
溜まり続けることを意味します。
これが、いくら寝ても疲れが取れない
「夏のだるさ」の正体なのです。
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◆ 「頭と首」の緊張、
そして「口呼吸」の罠 ◆
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さらに、夏の寝苦しい夜にも
大きな落とし穴があります。
手技道では、
「髪の毛や頭皮は、体の熱を逃がす
ラジエーターの役割をしている」と考えます。
頭部は適度に
冷やさなければならないのですが、
夏の暑さで頭に熱がこもると、
脳や自律神経が休まらず、
睡眠の質が著しく低下します。
そして、疲労が溜まって姿勢が
崩れたまま仰向けで寝ると、
無意識のうちに顎が上がり、
「口呼吸」になってしまうことが多いのです。
口呼吸をしていると、
喉に直接雑菌を溜め込み、
雑菌の繁殖によって免疫力を
大きく弱めてしまいます。
ダイレクトに雑菌が
気管支や肺に入り込むため、
夏風邪をこじらせやすくなったり、
扁桃腺を腫らしたりする原因になります。
また、姿勢の崩れは「首(頸部)」に
強烈なストレスをかけます。
首には、心臓や呼吸器、消化器系の働きを
コントロールする「迷走神経(副交感神経)」という
大切な神経が通っています。
首の筋肉が硬く縮こまる(硬縮する)と、
この自律神経の伝達が阻害され、動悸、
めまい、立ちくらみ、頭痛といった、
夏場に多発する不快な症状を
引き起こしてしまうのです。
「夏になるとなぜか首や
肩がガチガチに凝る」という方は、
まさにこの「呼吸の浅さ」と
首・肩甲骨の硬縮」が
原因で、全身のエネルギーが
低下しているサインなのです。
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◆ 手技道という希望の光
~肩甲骨の滑走と全身の構造改革~ ◆
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「マッサージに行っても、
その時だけで夏バテは治らなかった」
「姿勢が悪いのは分かっているけれど、
自分ではどうにもできない」
そんな深い不安を抱えている方にこそ、
私たち手技道を頼っていただきたいと
心から願っています。
手技道では、ただ表面の筋肉を
揉みほぐすようなことはいたしません。
人体の構造を根本から見つめ直し、
骨格、筋膜、神経のリレーション(繋がり)を
正常な状態に戻す
アプローチを行います。
例えば、呼吸を深くするためには、
いきなり背中を押すのではなく、
まずは「胸部(前面)」を
開く手技操作を行います。
鎖骨の下や脇の下(腋窩)の
筋膜のへばりつきを
丁寧にはがし、
胸の緊張を解き放ちます。
その上で、
背中の肩甲骨の隙間にアプローチし、
肩甲骨が本来の
「滑走(スムースに動く状態)」を
取り戻すように誘導します。
するとどうでしょう。
ガチガチに固まっていた胸郭がふわりと広がり、
驚くほど深く、たっぷりと息が
吸えるようになります。
「あ、空気が体の隅々まで入ってくる」と、
ご自身の体で実感していただけるはずです。
さらに手技道では、全身の疲労を
溜め込んでいる「大腿部(太もも)」や
「下腿(ふくらはぎ)」の硬縮も解除します。
実は、頭脳の疲労や目の疲れは、
太ももの裏側(大腿後側)に
蓄積するという人体の不思議な連動があります。
足の筋肉を緩めることで、脳の緊張が解け、
自律神経が整っていくのです。
全身の構造(アライメント)が整い、
重力に対して正しい姿勢で
立てるようになれば、
首や肩への負担は消え去ります。
深い呼吸によって細胞の
隅々にまで酸素が行き渡り、
本来の生命力が蘇ります。
だからこそ、
何年も続く夏の不調に対しても、
「まだ手技道がある」「諦めなくていい」と
自信を持ってお伝えできるのです。
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◆ ご家庭でできる
「夏を乗り切る」やさしいケア ◆
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当院での施術に加えて、
ご家庭で今日からできる
小さなケアをご紹介します。
末梢の血流を良くし、自律神経を整える方法です。
1.【足首の回転運動で「血液の関所」を開く】
心臓から一番遠い「足首」は、
血液が末梢へ移動する際の最後の
インターチェンジ(関所)です。
冷房などで足元が冷えると、
ここで血流が滞り、全身の血圧変動や
疲労を引き起こします。
左足のすねを右足の膝に乗せ、
左手の親指を内くるぶしの隙間に、
人差し指を外くるぶしの隙間に
「くさび」を打つように当てます。
そして右手で左足のつま先を持ち、
グルグルと大きく10回ほど回してください。
反対の足も同様に行います。
関節の隙間を刺激しながら回すことで、
末梢の毛細血管が一気に拡張し、
全身の血流が良好に保たれます。
動画でも紹介していますので、
参考にしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=pL3BG-ZoCwY
2.【手と足の指の「握手」で末梢を温める】
手と足の指の先を、
それぞれ爪の横や上下から
少しキュッキュッとつまんで刺激します。
温まってきたら、足の指の間に、
手の指を深く差し込みます
(手と足で握手をするような形です)。
そのまま手足を前後、左右に動かして、
指の間(水掻き部)を十分に刺激してください。
足元からポカポカと温まり、
深いリラックス効果が得られます。
3.【睡眠中の「リモデリング」を
助ける寝具選び】
人間の体は、寝ている間に筋肉の緊張を解き、
元の状態に戻ろうとします。
これを「リモデリング」と言います。
この修復には7~8時間の睡眠が必要です。
夏場、柔らかすぎるウォーターベッドの
ような寝具で寝ていると、
骨格が元の正しい位置に戻りません。
適度に硬さのある寝具を選び、
頭は適度に涼しく保つ(熱をこもらせない)ことで、
翌朝の疲労の取れ方が劇的に変わります。
私たちは、あなたがこの夏を笑顔で、
元気に、そして深い呼吸とともに
健康に乗り切れるよう、
全力でサポートいたします。
体のことで不安なこと、
どうしていいか分からないと感じることがあれば、
どんな小さなことでも構いません。
いつでも手技道バイオバランスセンターに
ご相談ください。
あなたの体には、あなた自身を
健康に導く素晴らしい力(治癒力)が
備わっています。
私たちは、その力が存分に発揮されるための
「お手伝い」をする伴走者です。
一緒に、今年の夏を「息苦しさのない、
健康で楽しい夏」に変えていきましょう!
最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
季節の変わり目、どうぞ深い呼吸を意識して、
穏やかな日々をお過ごしください。








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